BASHIRAのしくみ
ChatGPTを使ったことがあれば、読めます。競馬の言葉は、いつものままで。
長いページです。順に読めば、BASHIRAが何で、何が必要かが分かります。
ChatGPTは、どうやって答えているの?
まず、Web検索を使わずに答える場合の話です。
ChatGPTは、世界中の文章や画像、音声から学習したことで答えます。ニュース、百科事典、本、掲示板、会社や役所のページ。競馬の文章もたくさん入っています。レースの記事、名馬の物語、出走表や成績を載せたページ、予想のブログ。だから、ダービーの歴史や有名な馬や騎手のことを聞けば、それらしく答えます。
ただし、学習したのは「ある時点まで」のものです。それより後のことは知りません。先週の結果、今週の出走表、今日のオッズは、学習したものの中にありません。
もうひとつあります。学習しているのはだいたいの中身で、数字をそのまま持っているとは限りません。「この騎手は東京が得意」は学習していても、「東京の芝1600mで複勝率が何%か」のような数字は、正確に持っているとは限りません。それでも聞かれると、それらしい数字を作って答えてしまうことがあります。
| 学習している(聞けば、それらしく答える) | 学習していない、またはあやふや |
|---|---|
| 競馬のルールや歴史 | 先週のレースの結果 |
| 有名な馬、騎手、レース | 今週の出走表 |
| だいたいの傾向(「この騎手は東京が得意」) | いまのオッズ |
| 競馬の言葉の意味 | 条件を付けた正確な数字(複勝率、着差、タイム) |
じゃあ、Web検索をさせれば?
ChatGPTには、Webを検索して答える機能があります。競馬のことなら、JRAのサイト、ニュース、競馬のデータサイトの出走表や成績のページ、まとめ記事を読みに行けます。新しいことも、ページがあれば分かります。
それでも、足りないことが3つあります。
- 1ページずつ必要な記録がいくつものページに分かれていると、順に読むことになります。途中で止まったり、読み落としたりします。
- サイトの条件で集計済みデータサイトの集計は、そのサイトが決めた期間と条件です。「直近3年だけ」「良馬場だけ」のように、あなたの条件に組み替えるのは苦手です。記事なら、書かれた時点の数字です。
- 時点と条件が分かりにくい答えには、出典のリンクが付くことがあります。ただ、その数字がいつの、どの条件で集計したものかまでは、たいてい分かりません。
BASHIRAは、何をするもの?
BASHIRAは、JRA公式の競馬データを、ChatGPTやClaudeに直接渡す仕組みです。
Web検索の道のりは「あちこちのページを読む → 集める → まとめる → 理解する → 答える」でした。BASHIRAの道のりは「条件を伝える → データが返る → 答える」です。競馬の数字は、JRA公式データから取ってきます。ニュースや話題は、これまでどおりWeb検索で調べます。
渡せるのは、1985年からの成績、今週の出走表、オッズ(最短1分間隔で更新)、全券種の払戻です。「東京・芝1600m・直近3年・良馬場」のように条件を付けて集計した結果も、出走表や過去走をそのまま渡すこともできます。
| 質問 | ChatGPTのWeb検索だと | ChatGPT+BASHIRAだと |
|---|---|---|
| 「この騎手、東京の芝1600m、直近3年の複勝率は?」 | データサイトの集計ページか記事の数字。期間や条件はそのページ任せ | JRA公式データから、あなたが言った期間と条件で集計して返す |
| 「今週のG1、出走馬18頭の前走は?」 | ページに分かれていれば、順に読む。途中で止まることも | 出走表と前走をまとめて返す |
| 「いまのオッズは?」 | ページに出ていた時点の数字。いつのものかは分かりにくい | 最短1分間隔で更新されるオッズを返す |
| 「過去10年の勝ち馬を、良馬場だけで」 | 結果のページを集めて集計し直すことになり、抜けを確かめにくい | 条件を1つ足すだけ |
| 「東京・芝1600m・良馬場・直近3年で、4コーナー3番手以内だった馬の複勝率は?」 | そのまま載ったページはまず無い。それらしい数字を作ってしまうことも | 条件どおりに集計して返す |
BASHIRAは、自分では答えません。答えるのは、いつものChatGPTやClaudeです。BASHIRAは、その後ろでデータを渡しているだけです。だから、データはJRA公式でも、答えを組み立てるのは生成AIで、数字を読み違えることはあります。確かめ方は、よくある質問の「AIの答えは正しいですか」に書いています。
アプリなの? 「追加機能」って何?
BASHIRAのために、新しく入れるアプリはありません。開く画面も、いつものChatGPTやClaudeのままです。
ChatGPTやClaudeには、あとから機能を足せる仕組みがあります。たとえばGmail。つなぐ前のChatGPTは、あなたのメールを読めません。つなぐと「今日来たメールを要約して」が通るようになります。メルカリをつなぐと、ChatGPTの中で商品を探せるようになります。どちらも、ChatGPTの画面はそのままで、できることが1つ増えます。
BASHIRAも同じです。つなぐ前のChatGPTは、BASHIRAが渡すJRA公式データを受け取れません。つなぐと、受け取れるようになります。
| 追加機能 | つなぐ前 | つなぐ後 |
|---|---|---|
| Gmail | メールは読めない | 「今日来たメールを要約して」 |
| メルカリ | メルカリの機能は使えない | 「予算1万円で、このスニーカーを探して」でメルカリの商品を探す |
| BASHIRA | JRA公式データをそのまま受け取れない | 「この騎手、東京の芝1600m、直近3年の複勝率は?」 |
ちなみに、この「足せる機能」のことを、ChatGPTでは「プラグイン」や「アプリ」(スマホに入れるアプリとは別のものです)、Claudeでは「コネクタ」と呼んでいます。名前は変わることがあります。覚えなくても使えます。どれも「追加機能」と思ってください。
つなぐと、何が変わるの?
同じ質問を、つなぐ前と後でしてみます。会話の最初に騎手や馬の名前を伝えておけば、その後は「この騎手」「この馬」で通じます。下の例は、騎手の名前を伝えた後のやり取りです。
※ 会話・数値はイメージです。生成AIは誤った内容を回答することがあります。回答は必ずご自身で確認のうえ、ご自身の責任でご利用ください。
変わるのは、答えの中身だけです。聞き方も、画面も、前と同じです。
聞き方も、いつものままでかまいません。たとえば、こんなふうに。
- 「この馬は、これまでに何回勝ったの?」
- 「今週の東京11R、先行馬は残りそう?」
- 「この騎手、東京の芝1600mは得意?」
- 「この馬の前走、上がり3ハロンは?」
- 「過去10年の勝ち馬、良馬場だけに絞って」
会話を続けて、条件を絞ることもできます。
何が必要で、いくらかかるの?
BASHIRAは、ChatGPTかClaudeのどちらかで使います。
Claudeは、ChatGPTと同じように話しかけて使うAIです。画面も使い方も似ています。Claudeを初めて使う方は、スマホにClaudeのアプリを入れるか、パソコンでClaudeのサイトを開いて、アカウントを作ります。Claudeは、無料のプランから始められます。
| 用意するもの | AI側に払う料金 | BASHIRAの料金 | |
|---|---|---|---|
| ChatGPTで使う | ChatGPTのアカウント | お使いのAIの料金 | 月額。料金ページをご覧ください |
| Claudeで使う | Claudeのアカウント | お使いのAIの料金 |
ChatGPTもClaudeも、その利用料金はBASHIRAの料金に含まれず、各サービスの定めによります。お使いのChatGPTやClaudeでつなげるかは、接続の手順と一緒にご案内します。
会話をAIの学習に使う設定は、オフにして使います。あなたの会話を、AIの会社が自社のAIの改良に使うかどうかを決める設定です。いまの設定が分からなくても大丈夫です。確かめ方は、接続の手順と一緒にご案内します。
どうやってつなぐの?
つなぐのは、最初の一度だけです。手順は、正式リリースの後に、別のページでご案内します。
一度つなげば、スマホでもパソコンでも、いつものChatGPTやClaudeから使えます。やめたくなったら、設定の画面から外せます。BASHIRAの解約は、これとは別に、マイページから行います。
ほかの競馬のサービスと、何が違うの?
競馬のデータを見る方法は、ほかにもあります。出走表や成績を見るデータサイト、自分で条件を組んで集計する分析ソフト、そしてChatGPTのWeb検索。BASHIRAはそのどれとも違い、どれとも一緒に使えます。違いは、「BASHIRAとは」の表にまとめています。
BASHIRAが渡すのは、データです。
予想は出ません。データをどう読むかは、AIと相談しながら。決めるのは、あなた。
現在、βテストを実施しています。参加は、お問い合わせのDiscordから。