BASHIRAのしくみ

ChatGPTを使ったことがあれば、読めます。競馬の言葉は、いつものままで。

長いページです。順に読めば、BASHIRAが何で、何が必要かが分かります。

先に、要点を3つ。

  • BASHIRAはアプリではなく、ChatGPTやClaudeに足して使う追加機能です。
  • 質問するのは、いつものChatGPTやClaudeの画面です。
  • ChatGPTかClaudeのアカウントが要ります。

急ぐ方は、3章・4章・6章へ。

ChatGPTは、どうやって答えているの?

まず、Web検索を使わずに答える場合の話です。

ChatGPTは、世界中の文章や画像、音声から学習したことで答えます。ニュース、百科事典、本、掲示板、会社や役所のページ。競馬の文章もたくさん入っています。レースの記事、名馬の物語、出走表や成績を載せたページ、予想のブログ。だから、ダービーの歴史や有名な馬や騎手のことを聞けば、それらしく答えます。

ただし、学習したのは「ある時点まで」のものです。それより後のことは知りません。先週の結果、今週の出走表、今日のオッズは、学習したものの中にありません。

もうひとつあります。学習しているのはだいたいの中身で、数字をそのまま持っているとは限りません。「この騎手は東京が得意」は学習していても、「東京の芝1600mで複勝率が何%か」のような数字は、正確に持っているとは限りません。それでも聞かれると、それらしい数字を作って答えてしまうことがあります。

Web検索を使わないとき、ChatGPTの答えは、ある時点までに学習した一般の文章と競馬の文章から来ます。それより後の先週の結果、今週の出走表、今日のオッズは、ChatGPTに届いていません。 学習したもの 一般の文章 ニュース・百科事典・本 競馬の文章 記事・出走表のページ・名馬の話 ChatGPT 答え あなた ここまで 先週の結果 今週の出走表 今日のオッズ 届いていない Web検索を使わないとき、ChatGPTの答えは、ある時点までに学習した一般の文章と競馬の文章から来ます。それより後の先週の結果、今週の出走表、今日のオッズは、ChatGPTに届いていません。 学習したもの 一般の文章 ニュース・百科事典・本 競馬の文章 記事・出走表のページ・名馬の話 ここまで 先週の結果 今週の出走表 今日のオッズ ChatGPT 届いていない 答え あなた
ChatGPTが学習していること、していないこと
学習している(聞けば、それらしく答える)学習していない、またはあやふや
競馬のルールや歴史先週のレースの結果
有名な馬、騎手、レース今週の出走表
だいたいの傾向(「この騎手は東京が得意」)いまのオッズ
競馬の言葉の意味条件を付けた正確な数字(複勝率、着差、タイム)

じゃあ、Web検索をさせれば?

ChatGPTには、Webを検索して答える機能があります。競馬のことなら、JRAのサイト、ニュース、競馬のデータサイトの出走表や成績のページ、まとめ記事を読みに行けます。新しいことも、ページがあれば分かります。

それでも、足りないことが3つあります。

  1. 1ページずつ必要な記録がいくつものページに分かれていると、順に読むことになります。途中で止まったり、読み落としたりします。
  2. サイトの条件で集計済みデータサイトの集計は、そのサイトが決めた期間と条件です。「直近3年だけ」「良馬場だけ」のように、あなたの条件に組み替えるのは苦手です。記事なら、書かれた時点の数字です。
  3. 時点と条件が分かりにくい答えには、出典のリンクが付くことがあります。ただ、その数字がいつの、どの条件で集計したものかまでは、たいてい分かりません。

BASHIRAは、何をするもの?

BASHIRAは、JRA公式の競馬データを、ChatGPTやClaudeに直接渡す仕組みです。

あなたが話すのは、いつものAIだけです。その後ろで、BASHIRAが、中にあるJRA公式データを取り出して、AIに渡しています。 あなた 話すのはここだけ ChatGPT 後ろで動いている BASHIRA JRA公式データ あなたが話すのは、いつものAIだけです。その後ろで、BASHIRAが、中にあるJRA公式データを取り出して、AIに渡しています。 あなた 話すのはここだけ ChatGPT 後ろで動いている BASHIRA JRA公式データ

Web検索の道のりは「あちこちのページを読む → 集める → まとめる → 理解する → 答える」でした。BASHIRAの道のりは「条件を伝える → データが返る → 答える」です。競馬の数字は、JRA公式データから取ってきます。ニュースや話題は、これまでどおりWeb検索で調べます。

Web検索だと、ChatGPTは検索して、記事、データサイト、公式サイト、ブログ、まとめサイトを読み、集めて、まとめて、理解してから答えます。BASHIRAだと、ChatGPTがBASHIRAに条件を伝えると、BASHIRAの中のJRA公式データからデータが返り、ChatGPTが答えます。 Web検索だと ChatGPT 検索 記事 データサイト 公式サイト ブログ まとめサイト 集める まとめる 理解する 答え あなた BASHIRAだと ChatGPT BASHIRA JRA公式データ 条件を伝える データが返る 答え あなた Web検索だと、ChatGPTは検索して、記事、データサイト、公式サイト、ブログ、まとめサイトを読み、集めて、まとめて、理解してから答えます。BASHIRAだと、ChatGPTがBASHIRAに条件を伝えると、BASHIRAの中のJRA公式データからデータが返り、ChatGPTが答えます。 Web検索だと ChatGPT 検索 記事 データサイト 公式サイト ブログ まとめサイト 集める まとめる 理解する 答え あなた BASHIRAだと ChatGPT BASHIRA JRA公式データ 条件を伝える データが返る 答え あなた

渡せるのは、1985年からの成績、今週の出走表、オッズ(最短1分間隔で更新)、全券種の払戻です。「東京・芝1600m・直近3年・良馬場」のように条件を付けて集計した結果も、出走表や過去走をそのまま渡すこともできます。

同じ質問を、Web検索とBASHIRAでしたら
質問ChatGPTのWeb検索だとChatGPT+BASHIRAだと
「この騎手、東京の芝1600m、直近3年の複勝率は?」データサイトの集計ページか記事の数字。期間や条件はそのページ任せJRA公式データから、あなたが言った期間と条件で集計して返す
「今週のG1、出走馬18頭の前走は?」ページに分かれていれば、順に読む。途中で止まることも出走表と前走をまとめて返す
「いまのオッズは?」ページに出ていた時点の数字。いつのものかは分かりにくい最短1分間隔で更新されるオッズを返す
「過去10年の勝ち馬を、良馬場だけで」結果のページを集めて集計し直すことになり、抜けを確かめにくい条件を1つ足すだけ
「東京・芝1600m・良馬場・直近3年で、4コーナー3番手以内だった馬の複勝率は?」そのまま載ったページはまず無い。それらしい数字を作ってしまうことも条件どおりに集計して返す

BASHIRAは、自分では答えません。答えるのは、いつものChatGPTやClaudeです。BASHIRAは、その後ろでデータを渡しているだけです。だから、データはJRA公式でも、答えを組み立てるのは生成AIで、数字を読み違えることはあります。確かめ方は、よくある質問の「AIの答えは正しいですか」に書いています。

アプリなの? 「追加機能」って何?

BASHIRAのために、新しく入れるアプリはありません。開く画面も、いつものChatGPTやClaudeのままです。

ChatGPTやClaudeには、あとから機能を足せる仕組みがあります。たとえばGmail。つなぐ前のChatGPTは、あなたのメールを読めません。つなぐと「今日来たメールを要約して」が通るようになります。メルカリをつなぐと、ChatGPTの中で商品を探せるようになります。どちらも、ChatGPTの画面はそのままで、できることが1つ増えます。

BASHIRAも同じです。つなぐ前のChatGPTは、BASHIRAが渡すJRA公式データを受け取れません。つなぐと、受け取れるようになります。

つなぐと、できるようになること例です。GmailやメルカリをBASHIRAのために用意する必要はありません。
追加機能つなぐ前つなぐ後
Gmailメールは読めない「今日来たメールを要約して」
メルカリメルカリの機能は使えない「予算1万円で、このスニーカーを探して」でメルカリの商品を探す
BASHIRAJRA公式データをそのまま受け取れない「この騎手、東京の芝1600m、直近3年の複勝率は?」
アプリだったら、スマホのホーム画面にアイコンが1つ増えます。BASHIRAは、いつものChatGPTの画面のまま使います。 アプリだったら BASHIRAは BASHIRA ChatGPT 画面はいつものまま

ちなみに、この「足せる機能」のことを、ChatGPTでは「プラグイン」や「アプリ」(スマホに入れるアプリとは別のものです)、Claudeでは「コネクタ」と呼んでいます。名前は変わることがあります。覚えなくても使えます。どれも「追加機能」と思ってください。

つなぐと、何が変わるの?

同じ質問を、つなぐ前と後でしてみます。会話の最初に騎手や馬の名前を伝えておけば、その後は「この騎手」「この馬」で通じます。下の例は、騎手の名前を伝えた後のやり取りです。

つなぐ前
この騎手、東京の芝1600m、直近3年の複勝率は?

2024年の記事によると、東京コースを得意としているようです。正確な数字は、競馬のデータサイトでご確認ください。

つなぐ後
この騎手、東京の芝1600m、直近3年の複勝率は?

直近3年、東京・芝1600mは48戦12勝、複勝率39.6%です。

年出走勝利複勝率
2024年17435.3%
2025年16543.8%
2026年15340.0%

(出どころ:JRA公式データ)

※ 会話・数値はイメージです。生成AIは誤った内容を回答することがあります。回答は必ずご自身で確認のうえ、ご自身の責任でご利用ください。

変わるのは、答えの中身だけです。聞き方も、画面も、前と同じです。

聞き方も、いつものままでかまいません。たとえば、こんなふうに。

  • 「この馬は、これまでに何回勝ったの?」
  • 「今週の東京11R、先行馬は残りそう?」
  • 「この騎手、東京の芝1600mは得意?」
  • 「この馬の前走、上がり3ハロンは?」
  • 「過去10年の勝ち馬、良馬場だけに絞って」

会話を続けて、条件を絞ることもできます。

何が必要で、いくらかかるの?

BASHIRAは、ChatGPTかClaudeのどちらかで使います。

Claudeは、ChatGPTと同じように話しかけて使うAIです。画面も使い方も似ています。Claudeを初めて使う方は、スマホにClaudeのアプリを入れるか、パソコンでClaudeのサイトを開いて、アカウントを作ります。Claudeは、無料のプランから始められます。

用意するものと、かかる料金
用意するものAI側に払う料金BASHIRAの料金
ChatGPTで使うChatGPTのアカウントお使いのAIの料金月額。料金ページをご覧ください
Claudeで使うClaudeのアカウントお使いのAIの料金

ChatGPTもClaudeも、その利用料金はBASHIRAの料金に含まれず、各サービスの定めによります。お使いのChatGPTやClaudeでつなげるかは、接続の手順と一緒にご案内します。

会話をAIの学習に使う設定は、オフにして使います。あなたの会話を、AIの会社が自社のAIの改良に使うかどうかを決める設定です。いまの設定が分からなくても大丈夫です。確かめ方は、接続の手順と一緒にご案内します。

どうやってつなぐの?

つなぐのは、最初の一度だけです。手順は、正式リリースの後に、別のページでご案内します。

一度つなげば、スマホでもパソコンでも、いつものChatGPTやClaudeから使えます。やめたくなったら、設定の画面から外せます。BASHIRAの解約は、これとは別に、マイページから行います。

ほかの競馬のサービスと、何が違うの?

競馬のデータを見る方法は、ほかにもあります。出走表や成績を見るデータサイト、自分で条件を組んで集計する分析ソフト、そしてChatGPTのWeb検索。BASHIRAはそのどれとも違い、どれとも一緒に使えます。違いは、「BASHIRAとは」の表にまとめています。

BASHIRAが渡すのは、データです。

予想は出ません。データをどう読むかは、AIと相談しながら。決めるのは、あなた。

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